スズキアリーナ木更津は今年2月、新たな開発が進む木更津市ほたる野の恵まれた立地に移転した。齋藤さんは、入社4年目の若さでスズキ自販京葉を代表する重要拠点のひとつである同店の新装メンバーに選ばれた。
物心がついた時からクルマが好きだった。中学生になるころには仕事としてのメカニック
を意識するようになった。専門学校では、分解修理と車体修理の両方の技術を身に付けたいと思い、自動車整備科と車体整備科に学んで2級整備士と車体整備士の資格をダブルで取得した。
卒業後は、在学中に他の会社より多く足を運んでくれていたスズキ自販京葉に入社した。最初は現場の作業レベルの高さに戸惑うこともあったが、そうした時は先輩や周りが丁寧にフォローしてくれた。その指導のおかげもあって仕事にはスムーズに馴染むことができた。
いまや中心戦力の一人である齋藤さんが一番大切にするのは、「ミスなくお客さまにクルマをお返しする」ことだ。「お客さまの命にかかわる仕事をしているのですから、確認に確認を重ねながら間違いのない作業を心がけています」と話す。
いまは、「お客さまから『あなたに整備を任せたい』といってもらえるような整備士になること」が目標だ。そう話す齋藤さんに工場長の齊藤拓也さんは「レベルの高い仕事をしてもらっていますが、無理なくこなしてくれます。安心して仕事が任せられますね」と、これからの成長株に声援を送る。