エーワンオートイワセ(岩瀬利基社長)は、BMWやMINI(ミニ)を取り扱う長野県の正規ディーラーであり、長野市と松本市を拠点にサービスを展開。同本社サービスセンターに勤務する金田ラファエルさんは入社4年目、ジュニア・テクニシャンとして同社が販売するプレミアムブランドの整備業務にあたる。
主な業務内容は車検や法定点検となるが、一般修理に取り組むこともある。最近では「お客さまが車を縁石にぶつけ、そのため起きた故障や不具合を2日間ほどかけて補完修理した」という。ホイールアライメント以外は手順が多いだけだが、車軸を適正な角度に調整し規定値に収めるのは難しかったそうだ。
入社のきっかけは、働く社員の人柄が決め手になった。「10社ほど企業見学に行ったが、先輩たちの感じがよかった。自分の感覚を信じて入社を決め、思った通りのいい職場でよかった」と当時を振り返る。現在も人間関係は良好で、楽しく仕事ができるほど先輩たちの面倒見は良い。
さらに「見学企業でも空調はあまりなかった」そうだが、職場は快適な整備環境を誇る。昨年は工場をきれいに保つため床洗浄機も導入するなど、使用後のピット清掃を効率的に行う。「1台仕上げたら自分の作業場の周りをすぐにきれいにする」とし、プレミアムブランドの整備工場として環境美化への意識も高い。
そして「働きがいはお客さまからの評価。きれいに直ってお客さまが喜んでいたと聞いたときに、やりがいを感じる」とし、今後は「eマイスター制度」に挑戦、電動車にも対応していくのが目標だ。