国土交通省は、2023年度「日本版MaaS(サービスとしてのモビリティ)推進・支援事業」で、群馬県前橋市とNTTデータなどによる「市民の移動データを活用したMaaS高度化事業」をはじめ6事業を選定した。関係省庁と連携しながら事業を後押しし、公共交通の利便性向上や、地域課題の解決などにつながるMaaSの実装を目指す。
このほかの選定事業は次の通り。▽「ユニバーサルMaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~」(札幌市・旭川市・横須賀市など)▽「菰野町MaaS『おでかけこもの』の機能高度化による公共交通の利用促進」(三重県菰野町など)▽「MaaSアプリと交通結節点の連携による『気軽におでかけできるまち』の実現」(愛知県春日井市など)▽「『関西MaaS』機能高度化事業」(関西各県・愛知県の一部など)▽「九州における広域MaaS推進事業」(九州・沖縄各県など)
※日刊自動車新聞2023年(令和5年)7月7日号より