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自動車業界トピックス

「ジャパンモビリティショー2023」の詳細発表 過去最多475社が出展

「ゴジラ-1.0」とのコラボも

日本自動車工業会(豊田章男会長)は4日、「ジャパンモビリティショー2023」の出展者や主催者プログラムの詳細を公表した。出展は過去最多の475社。このうちスタートアップや他業種を含めた177社が主催者プログラム「東京フューチャーツアー」で未来のモビリティ社会を表現する。映画「ゴジラ-1.0」とのコラボレーションや、モビリティ版「ダボス会議」と位置づけるトークショーの参加者も決まった。

 8月に「400社以上」としていた出展者数は475社になった。これまでの過去最高は1995年の361社だった。

東京フューチャーツアーは、大型モニターに囲われた没入感のある空間で、未来の街をデジタルで表現したり、「ライフ」「エマージェンシー」「プレイ」「フード」の4つの切り口でモビリティが変える未来をリアルに見せる企画だ。東日本旅客鉄道(JR東日本)やメルカリ、野村証券、三菱UFJ銀行、ベネッセ、丸紅、UCCホールディングス、日本航空、JTBなどが出展する。エマージェンシーのブースでは、ゴジラによって壊された街の復興を表現する。

「スタートアップフューチャーフャクトリー」で実施するピッチアップコンテンストには、190社から選ばれた15社を有識者が審査して表彰対象を決める。「スタートアップストリート」には、気球による宇宙旅行の提供を目指す岩谷技研や、水上ドローン(無人機)を手がけるエバーブルーテクノロジーズなど、モビリティ関連をはじめとする約100社が出展する。

幅広いテーマとモビリティの未来を議論する「ジャパンフューチャーセッション」の登壇者も発表した。「カーボンニュートラル」ではバイオ繊維を手がけるスパイバーの関山和秀代表、「地球環境」では東京大学未来ビジョン研究センターの高村ゆかり教授、「ロボット」では「らぼっと」を開発したグルーヴXの林要社長などが出席する。「水素」のセッションには日刊自動車新聞社の花井真紀子社長が出席する。

※日刊自動車新聞2023年(令和5年)10月5日号より