国土交通省と自動車整備人材確保・育成推進協議会は26日、「ジャパンモビリティショー2023」で報道向け説明会を開いた。子どもや若年層を対象に、実車やエンジンなどを使った整備士の体験機会を提供する。
官民が連携し、整備士の体験イベントブースを出展するのは今回が初めて。日常点検や整備をはじめ、エンジンの分解・組み立て、大型車のホイールナット緩み点検などの体験会を実施する。保護者も一緒に参加してもらうことで、整備士の役割や重要性のアピールにも役立てる。
日本自動車整備振興会連合会(日整連)の木場宣行専務理事は「小学生など若年層のうちから自動車に興味や関心をもってもらう取り組みが、これからはますます大切だ」と語った。
※日刊自動車新聞2023年(令和5年)10月27日号より