2023年度の乗用車メーカー8社の世界生産・販売は、三菱自動車とダイハツ工業を除く6社が前年度の実績を上回った。世界生産は2年連続で増加、世界販売は5年ぶりに増加した。
8社合計の世界生産は前年度比5.0%増の2538万6857台、世界販売台数は同7.2%増の2496万7460台だった。コロナ禍で滞っていた半導体や部品不足の解消が進み、生産・販売ともに正常化した。
3月単月の世界生産は前年同月比15.2%減の206万8726台で、スズキを除く全社が前年同月割れとなった。世界販売は同0.5%減の228万7500台となり、生産・販売ともに14カ月連続で減少した。(1面参照)
※日刊自動車新聞2024年(令和6年)4月26日号より(なお、続きの各社実績は本紙/電子版2面掲載)