国土交通省と自動車事故対策機構（ＮＡＳＶＡ、中村晃一郎理事長）は２８日、２０２３年度の自動車アセスメントで高い評価を得た車種を紹介する「自動車アセスメント表彰式」を都内で開いた。総合評価で最高得点を得た「ファイブスター大賞」にはスバルの「クロストレック／インプレッサ」を選出した。

クロストレック／インプレッサの総合評価は１９３.５３点（１９７点満点）。内訳は、衝突安全性能が９７.０３点（１００点満点）、予防安全性能が８８.５０点（８９点満点）、事故自動緊急通報装置が８点（８点満点）だった。

２３年度中に性能評価を実施したのは１６車種（登録車１２車種、軽自動車４車種）。このうち、衝突安全性能と予防安全性能が最高ランク（５つ星）で、事故自動緊急通報装置を搭載した「ファイブスター賞」は１０車種だった。

予防安全性能評価に関して、２３年度から「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の評価に歩行者との事故が加わった。

ファイブスター賞の受賞車種は次の通り。

▽スバル「クロストレック／インプレッサ」▽トヨタ「クラウン　クロスオーバー／クラウン　スポーツ」▽マツダ「ＣＸ―６０」▽ホンダ「ＺＲ－Ｖ」▽レクサス「ＲＸ」▽日産「セレナ」▽レクサス「ＮＸ」▽ホンダ「Ｎ―ＢＯＸ（エヌボックス）／エヌボックス　カスタム」▽トヨタ「プリウス」▽日産「エクストレイル」▽レクサス「ＬＢＸ」▽トヨタ「アルファード／ヴェルファイア」▽スズキ「スイフト」▽スズキ「スペーシア／スペーシア　カスタム」▽マツダ「フレアワゴン／フレアワゴン　カスタムスタイル」▽ダイハツ「タント」とスバル「シフォン」

※日刊自動車新聞2024年（令和6年）5月29日号より