島津拓海さんは、2020年4月に山形日産(小関眞一社長)南陽店にテクニカルスタッフとして入社した。「中学生の時に友人らと見始めたイニシャルDがきっかけで車を好きになった」と話す島津さん。当時から車の整備に憧れを感じ、自動車整備士を目指した。中でも、日産車に興味があり花壇自動車大学校の1級自動車科に進学し、高度な技術力を身に付けた。
入社後は南陽店に配属となり、主に点検と車検業務を担当している。また、先輩からアドバイスをもらいながら重整備にも取り組んでいる。
島津さんは「入社当初は、これまで学校で学んできた内容と実際に取り組む作業の違いに苦労したこともあった」と振り返る。「作業で失敗した経験も踏まえて次に生かしている」と日々学んだことを早く吸収して、自分の知識とする姿勢を大切にしている。
仕事のやりがいについては「先輩方から学んだ業務を1人で担当して、終えた時に達成感を感じる」と語る。また、点検や車検業務を終えて、顧客から「ありがとう」と言われた時は次の業務へのモチベーションにつながるという。働くうえでは、ナットの閉め忘れなどがないように細心の注意を払うよう心掛けている。
南陽店は、社員同士の年齢が比較的近く、業務の相談がしやすい環境で、働きやすい職場環境が構築されている。
今後は「一般整備や重整備を担当できるように、先輩方から教わりながら努力していきたい」とさらなる成長を目指している。