東京、千葉、横浜の3社が合併し、トラック、バスを販売する国内最大の大型車ディーラーとして誕生した南関東日野。2022年4月には、整備職70人、営業職15人の採用を計画するなど、次世代を担う人材の確保に注力する。
人事部採用教育グループ課長格の永野英臣さんは「人々の生活や経済活動にとって欠かせないトラックの整備、営業は世の中に必要とされる仕事」と社会を支える大型車ディーラーの魅力を語る。
社員1900人を要する同社が人材教育の場として活用するのが自前の研修専門施設だ。サービス工場と同等の設備を備え、日々高度化する自動車の整備技術をしっかりと習得できる環境を整えている。日野自動車が参戦するダカールラリーにも、これまで計13人のメカニックを輩出するなど、技術力の高さは折り紙付きだ。
また営業職も入社後6カ月間を同施設で研修を受け、車の構造から自社製品の特性までしっかりと習得できる。同グループ課長格の小林俊明さんが「入社前に自動車の知識がなくても大丈夫」と話す通り、バックアップ体制は充実。「若手の意見もしっかりと業務に採用される」(同グループの栗田美貴さん)という風通しの良い企業風土も、同社で働く魅力の一つだ。