入社して2年目。本格的な新車営業に携わってからまだ1年半ながら、接客から商談、受注までをそつなくこなす。これからの成長が大いに楽しみな期待の人材だ。
学校卒業後、憧れのショールームスタッフを希望してトヨタカローラ千葉に入社した。クルマが好きだったこともあるが、接客の仕事に就くことで「人と話すことが苦手な自分を変えたい」という思いもあった。「いまも人見知りですぐに考え込んでしまう性格は変わりません」と笑うが、それでも昨年の新車受注は40台以上と立派な成績を上げた。
2年目で頭角を現した君塚さんのポリシーは、「お客さまには絶対に間違ったことをお伝えしないこと」だ。分からないことは徹底して調べ、商品知識を納得いくまで掘り下げる。そうした君塚さんを我孫子店の大桃健一店長は「入社2年目とは思えない頑張り屋さん。商品知識は男性スタッフ以上かも知れませんね」と高く評価する。
トヨタカローラ千葉には、店頭で活躍する多くのショールームスタッフがそろっている。君塚さんにとってそうした先輩たちは仕事の励みであり、目標でもある。「実績を上げている先輩は皆さん素敵な方ばかり。お客さまからの信頼が厚い理由がお会いしているだけで伝わります」と話す。
今でも「こんなにつたない私から、クルマという高額な商品をいただいていいのだろうか」と自問自答するという。だが、何よりもお客さまを第一に考え、誠実に対応しようとする姿は、これからも多くの人の共感を得ることは間違いないだろう。