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仕事研究コラム

自慢のメカニック

先輩の姿勢を目標に上を目指す

山形日産 東根店 サービス課 信田 直輝さん

山形日産東根店の信田直輝さんは、高校卒業後に新卒で入社した。山形日産グループの充実した研修制度により、働きながら自動車整備士資格を取得。日産車のメンテナンスの第一線で活躍する。東根店には目標とする先輩が在籍しており、目標の実現に向けてさらなる技術力向上への道を歩んでいる。
信田さんは、小さい頃に親戚が所有していた日産「シルビア」を見て「日産はすごい車を作るなと衝撃を受けました」と日産に関心を持った。同グループには、高卒者の整備士資格取得の支援があることを知ったことが、入社のきっかけという。
 入社後は「高卒で入社した同期10人と一緒に、定期的に研修を受講しました」と国家資格の取得に技術と知識の両面で勉強を続けた。同期の仲間との絆やグループをあげたバックアップで、無事に整備士資格を身につけることができた。入社から間もなく5年目に入る現在は、車検や故障診断をはじめ、エンジンやミッションの脱着などの重整備まで担当しており、成長を続けている。信田さんは「毎日好きな仕事ができて充実しています」と笑顔を見せる。
山形日産グループは、4月から第一日曜日と月曜日を定休日とする制度がスタートする。「普段、休みが合わない友人と会うことができ、楽しみです」と日曜休日を心待ちにしている。充実した福利厚生制度でリフレッシュできることも、日々の仕事のモチベーション向上につながっている。
自身の目指す姿も見えている。東根店にはサービスの第一線で長年働くベテランが在籍する。「その方は50歳代なのですが、働きながら1級自動車整備士を取得しました。いくつになっても上を目指す意欲はすごいと思います」と語る。信田さんは、入社以来一緒に仕事をして、真剣に向き合う姿を間近で見てきた。日頃から多くの技術を教えてもらい、今の自分があると感じている。
「私も同じように上を目指したいです」と語る信田さんの将来は、希望に満ちあふれている。

プロフィール

2018年3月山形電波工業高校(現・創学館高校)卒、同年4月山形日産入社。2000年3月生まれ、22歳。山形県天童市出身。趣味はバイクで、愛車の「バルカン1500」と「ゼファー750」の2台を所有し、ツーリングでリフレッシュする。

会社概要

▽創立=1961年3月▽本社=山形市南一番町9―10▽代表者=小関眞一社長▽社員数=198人▽拠点数=15