いすゞ自動車首都圏神奈川西支社小田原支店小田原サービスセンターのエンジニアの芹澤笑美さんは、自動車整備士をしていた父の影響で、幼少期から整備の仕事に興味を持っていた。神奈川県秦野市の高校を卒業後、好きなことを仕事にしたいと考え、神奈川県立西部職業技術校の自動車整備コースに進学、整備士を目指した。
芹澤さんは、同社の女性エンジニアで初めて「トレーナー」資格を取得した。若手ながら、同社に入社後も女性ならではの視点や細かい気配りを持ちながら、丁寧な作業姿勢が内外から評価されており、いすゞグループが取り組んでいる車検品質の標準化を目指すプロジェクトで、トレーナー資格を取得。同社初の女性トレーナーとなった。
今年入社4年目を迎えた芹澤さんは、小さい頃から整備士の父の背中を見て育ち「好きなことに携わっていられる自動車整備士の仕事を自然と選んでいました」と話す。
芹沢さんは、同社入社後に出産を経験。現在は1児の母としての顔も持っている。同社の魅力を「産休をしっかりと取得できて、コロナ禍で休まなければならない場合でも、有給とは別に特別公休が取れ、子どもに合わせてシフトを組めること」と語る。
芹澤さんは、産休を取得後に職場復帰し、入社4年目の現在も好きな整備の仕事に携わっている。そんな芹澤さんは、これからについて「時間がかかっても、ていねいな仕事を心がけています。お客さまの安心と安全を守り、稼動をサポートしていき、いずれは検査員資格やアドバイザー、課長やセンター長も目指していきたいです」と述べた。