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自動車業界トピックス

脱炭素技術購入の国際的枠組み「FMC」、日本政府も参加

政府は24日、脱炭素化に必要な重要技術の購入を企業が担保する枠組み「ファースト・ムーバーズ・コアリション」(FMC)に、日本が戦略パートナー国として参画すると発表した。グリーントランスフォーメーション(GX)に必要な重要技術の初期需要創出などに取り組んでいく。

FMCは、米国政府が世界経済フォーラムと協力し、国連気候変動枠組み条約第26回締結国会議(COP26)で立ち上げたプラットフォーム。FMCのメンバーの企業が脱炭素化につながる技術や製品の購入を約束することで、関連技術の市場を早期に創出するのが狙い。

鉄鋼やトラック運輸、化学品、アルミニウムといった製造工程で二酸化炭素(CO)の排出が多い産業が対象。自動車関連では、ボルボ・グループやZF、スカニアなどが参加する。

日本政府も参加することで、日本企業の役割を高めるとともに、同分野での日米の強固な連携を示していく。

※日刊自動車新聞2022年(令和4年)5月26日号より