栃木ダイハツでは女性社員が働きやすい環境づくりにいち早く取り組み、様々な職場で活躍する女性社員の存在が会社の成長を支える原動力ともなっている。佐野店で営業スタッフとして活躍する恒松里於さんは、自らを「常に何かにチャレンジしたい性格」と言い切る。人と関わる仕事がしたいと入社後、上司や先輩にも支えられて成長し、次第に営業実績を上げていった。eスマートハイブリッドが搭載された新型ロッキーで行われたコンテストで全国5位を獲得するなど成長著しい有望株だ。車検を受けたばかりの顧客と商談して新車の購入を決めてもらったこともある。「先入観は捨ててチャレンジすることが大事」ときっぱり。
門脇志穂さんはインターパーク店を経て車検や定期点検の入庫を誘致するコールセンターに配属された。縁の下の力持ち的存在と評するが、当初は店舗との違いに戸惑った。今では過去のデータを見ながら電話がつながりそうな時間帯や曜日に連絡するなど工夫を重ね、実績をあげる。電話をして感謝されることもあるといい、やりがいも感じている。疎遠だった顧客の情報収集ができ入庫につながると嬉しいとほほ笑む。与えられた仕事に誠実に取り組み、データを蓄積して結果に結びつけていきたいと気を引き締める。
上横田店の尾﨑由佳さんは、入社前は車の知識が全くなく不安で仕方がなかったと振り返る。充実した研修と先輩に何でも聞いて知識を増やし、今では商談もしっかりとこなす。新規客を中心に営業活動に取り組むなかで、会話を通じてより多くの情報を得ることに注力する。得た情報から顧客に合った商品を提案するなど、顧客に寄り添う営業を心がけ成果を上げている。残価設定型で購入するケースも増え、買い方が多様化しているとして、提案力をさらに高めていきたいと意気込む。