昨年4月入社の新戦力。営業経験はまだわずか1年だが、持ち前の明るさと機転の良さで商談技術をめきめきと上げている。これからの成長が期待される人材だ。
学生時代に飲食店でアルバイトをしていた。その経験から自分が接客に向いていると感じた。事務職よりも営業職に就きたいと考えていた時、父親の友人が勤務するトヨタカローラ千葉を知った。最初は「こんな私にクルマが売れるのか」と不安だったが、店頭で接客の仕事ができる魅力の方が大きかった。
入社直後は出来ないことばかりで大変な思いもした。そんな町山さんを優しく支えてくれたのが先輩たちだった。「些細なことでも嫌な顔せず何でも教えてくれました。本当に頼りきっていた感じです」と笑う。そうした先輩の指導から「わからないことを曖昧にせず、きちんと確認してからお客さまにお伝えする」ことの大切さを知った。
ショールームでさまざまなお客さまと接するうちに「ご来店されたお客さまに欲しい物を売るだけでは営業とはいえない」と思い始めた。「お客さまが求めているものを見つけ出し、そこから最適な1台をご提案することが本当の営業だと思います」。そう話す言葉に年齢を超えた自覚の高さが伝わる。
いまは「先輩たちの仕事に早く追いつくこと」が目標だ。「先輩の仕事ぶりは『すごい』のひと言。営業と事務の仕事を両立させ、これまで教わってきたことをもっと前向きに発揮していきたいですね」と目を輝かせる。