国土交通省は、貸切バス事業の安全対策を評価・公表する「貸切バス事業者安全性評価認定制度」に基づく認定事業者が9月末で2036事業者となり、貸切バス全事業者の半数を超えたと発表した。
貸切バス事業者安全性評価認定委員会の審査を経て新たに102事業者(すべて一ツ星)を認定。全認定事業者の内訳は、一ツ星が777事業者、二ツ星が344事業者、最高ランクの三ツ星が915者となった。9月末時点の全貸切バス事業者の保有車両台数は4万2942台で、このうち認定事業者の保有台数は3万3891台と全体の78.9%を占める。
同制度は2011年度から運用を開始した。認定事業者を国交省と日本バス協会(清水一郎会長)のホームページで公表し、貸切バスの車体に認定事業者の証である「セーフティバス」マークを貼付するなど周知活動に取り組んでいる。
※日刊自動車新聞2023年(令和5年)10月13日号より