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健康経営優良法人&SDGs

ホンダ四輪販売福岡・大分     全工場に冷暖房設備設置を完了

1人当たり管理台数を適正化

ホンダ四輪販売福岡・大分(野村洋社長)はサービス工場内の冷暖房の導入をはじめ、社員が健康で快適に働ける職場環境づくりを推進している。2020年度に全工場へ冷暖房設備の設置を完了した。また、一部拠点の工場は自動シャッターを設置。将来的に全拠点を完全冷暖房化していく考えだ。更に、夏場対策として、工場屋根への遮熱塗装もトライアルで進めている。
 サービスエンジニアの働く環境を改善する設備投資はこの他にも多岐に渡る。全工場の検査ラインを最新の自動化ラインへ切り替えたほか、洗車専任スタッフ(アルバイト)をほぼ全店に配置し、業務効率改善や仕事の負担軽減を図っている。また、近年は人員の増強も推進し、エンジニア一人当たりの管理台数の適正化に取り組む。また、工場内で使用する工具類(エア工具から電動工具へ移行など)はすべて貸与制としている。
さらに4月には技術相談や高難度整備に対応する「カーズテクニカルセンター」を本格的に稼働した。修理に時間がかかる入庫車両をセンターで対応することで、拠点のサービスエンジニアの負担軽減に結び付けつつ、全体的な作業効率の改善を図っていく。
また、若手社員が悩み事などを相談しやすい環境を整える一環で、入社3年(26歳以下)までを対象とした社員ミーティング「あすなろ会」を2019年から設置。また、今年度からは入社1年目の社員の心のケアを強化するため、産業カウンセラーによる年間5回のカウンセリングを導入した。社員が心身ともに健康を保てる環境をつくることで、社員が生き生きと誇りを持って働ける企業づくりを推し進めている。