国土交通省は、「自動車整備士技能検定規則等の一部を改正する省令案」のパブリックコメントの募集を27日から開始した。改正案は、現行の細かく分類された自動車整備士の種類(二輪除く)を、1、2、3級自動車整備士にそれぞれ変更する。受付締切は2月28日まで。
同規則が1951年8月に制定されて以降、整備士資格制度は8回にわたり見直しが実施されている。今回の改正案は自動車整備士の種類の見直しのほか、電気装置と車体の資格が電子制御の内容を含む自動車電気・電子制御装置整備士、自動車車体・電子制御装置整備士に変更となる。
種類のほかにも、1級整備士試験における口述試験の廃止や大学などで電気や電子の学科を卒業した者に対して、3級整備士の受験に必要な実務経験年数を機械の学科を卒業した者と同様の0.5年にする内容などを盛り込んだ。
意見提出方法は次の通り。
①インターネットの場合=電子政府の総合窓口(e-Gov)の意見提出フォームを利用。
②電子メールの場合=後掲する意見提出様式の各項目を、メール本文にテキスト形式で明記し、以下のアドレスまで送信。件名には「自動車整備士技能検定規則等の一部を改正する省令案に関する意見」と明記。
メールアドレス hqt-g_tpb_seb3@gxb.mlit.go.jp
国土交通省自動車局整備課 意見募集担当 あて
③郵送の場合=後掲する意見提出様式に記入の上、以下の宛先に郵送。
郵便番号及び住所 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
国土交通省自動車局整備課 意見募集担当 あて
なお、資料入手方法は以下の通り。
①電子政府の総合窓口(e-Gov)に掲載
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public
②国土交通省自動車局整備課において配布
※日刊自動車新聞2022年(令和4年)1月31日号より一部修正・加筆