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自動車業界入門 ⑫FCV
中学校の実験を覚えている人も多いでしょうが、水を電気分解すると水素と酸素になります。これとは逆に、水素に酸素を結合させると電気と熱が生まれます。この反応を連続して行う装置が「燃料電池(FC、...
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自動車業界入門 ⑪電動化の流れ
100年以上にわたる自動車の歴史で、クルマを走らせる動力源の主流は化石燃料を燃焼させてエネルギーを発生させる内燃機関です。ただ、近年は世界的に広がる環境規制強化で、走行中に二酸化炭素(CO2...
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自動車業界入門 ⑩通商問題
自動車産業は今や、日本の経済成長にとって欠かせない存在になりました。日本車の長い歴史の中で、高品質かつ価格競争力の高さが世界中に受け入れられたことが原動力です。しかし、日本車のグローバル化が...
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自動車業界入門 ⑨自動車区分
自動車は大きさや用途によって、さまざまな区分が設定されています。大きさで見ると、エンジンの排気量が660cc以下で車体サイズにも制限がある「軽自動車」とこれ以外の「登録車」に分かれ、さらに登録車の中で...
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自動車業界入門 ⑧トラック市場
2019年度に国内で販売された普通トラック(積載4㌧以上)の新車は、前年度比0.4%増の9万1858台(業界筋まとめ)となり、2年連続で増加しました。消費税増税や排ガス規制切り替え前の駆け込み需要が発...
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自動車業界入門 ⑦中古車市場
中古車市場では、ユーザーが買い替えたり手放したりする際に発生する車が流通しています。新車ディーラーや買い取り店で下取りや買い取りされた車は、中古車販売店で消費者に対して小売りされるほか、業者...
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自動車業界入門 ⑥二輪車市場
四輪車より機動性に富み、維持費も安い二輪車は通勤や業務、趣味の道具として世界中で利用されています。グローバル市場は年間約6千万台の規模で、世界首位のホンダなど4メーカーを抱える日本は約700万台の生産...
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自動車業界入門 ⑤輸入車市場
日本の新車市場における輸入車の存在感は、年々高まっています。日本自動車輸入組合(JAIA)のまとめによると、2019年度(19年4月~20年3月)の外国メーカー車新規登録台数は、前年度比5.1%減の2...
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自動車業界入門 ④国内市場
日本国内で2019年度(19年4月~20年3月)に販売された新車は、登録車と軽自動車を合わせて503万8727台となりました。19年10月の消費税増税による購買意欲の冷え込みや大型台風によって販売活動...
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自動車業界入門 ③海外生産
日本の自動車メーカーは、国内にとどまらず、北米や欧州、アジア、中南米などグローバルに生産拠点を展開しています。日本の自動車メーカーが2018年に海外で生産した四輪車は、1997万台で、海外事業が各社の...