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その取引先必要ですか? ケイレツ見直しで広がる波紋 部品点数の減少で水平分業型へシフトか
今から約35年前、米国人投資家で、現在で言うところのアクティビストだった故ブーン・ピケンズ氏がトヨタ自動車系部品メーカーの小糸製作所の株式を取得して筆頭株主となった。ピケンズ氏は収益力向上のため、トヨ...
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トヨタとダイムラーの提携、日野と三菱ふそうの経営統合 意外な組み合わせの背景は?
トヨタ自動車とダイムラートラック(以下ダイムラー)、日野自動車、三菱ふそうトラック・バスの4社が2024年末までに日野と三菱ふそうを経営統合することで合意した。トヨタとダイムラーが同じ割合で出資する持...
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新人歓迎 自動車業界入門 ①合成燃料
最近、「合成燃料」が注目されています。エンジン車の新車販売を2035年から禁じる予定だった欧州連合(EU)が3月末、合成燃料の使用を条件に販売継続を認める方針に転じたことで一段と注目度が上がりました。...
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「令和の米騒動」半導体不足で明らかになった日本の自動車業界の課題 大幅な見直し迫られる自動車メーカーの調達戦略
年明けの米国ラスベガスで開催された世界最大のIT見本市「CES2023」で、新しいブランド「アフィーラ」と、開発中の電気自動車(EV)のプロトタイプを公開したソニー・ホンダ連合は、半導体大手クアルコム...
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三菱自動車、通期営業利益700億円へ上方修正 円安で改善進む
三菱自動車は31日、今期の通期営業利益が前回予想と比べて100億円増の700億円になるとの見通しを発表した。東南アジアでの新型車の販売が好調でモデルミックスが改善しているほか、為替が円安で推移している...
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日野の4~12月期決算、188億円の黒字に転換 東南アジアが好調
日野自動車が31日に発表した2021年4~12月期連結業績は当期損益が188億円の黒字に転換した。前年同期は22億円の赤字だった。インドネシアやタイなど、海外販売が好調だった。通期業績見通しは想定より...
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国交省、整備士資格制度改正のパブコメ募集 2/28まで
国土交通省は、「自動車整備士技能検定規則等の一部を改正する省令案」のパブリックコメントの募集を27日から開始した。改正案は、現行の細かく分類された自動車整備士の種類(二輪除く)を、1、2、3級自動車整...
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2021年の世界販売ランキング、トヨタが2年連続トップ 米国でも初の首位 2位はVW
2021年のグループ別世界販売台数はトヨタ自動車が前年比10.1%増の1049万5548台となり、2年連続での首位になった。1千万台を超えたのは2年ぶり。フォルクスワーゲン(VW)グループがサプライチ...
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自動車メーカー、カーボンリサイクル本格化 二酸化炭素を回収し有効活用 樹脂部品材料や合成燃料に
自動車メーカーがカーボンリサイクルの動きを本格化する。日産自動車は20日、工場で排出される二酸化炭素(CO2)と、人工光合成で得た水素とを化学反応させて自動車樹脂部品の原料を製造する技術の開発を目指す...
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環境省、「NOx・PM法」の対策地域 2022年から指定解除へ 270市区町村の大半が対象に
環境省は、自動車の窒素酸化物(NOx)および粒子状物質(PM)の排出規制「NOx・PM法」で、来年から対策地域の指定解除に乗り出す。自治体と車両の排ガス対策が進み、足元では対象地域の基準達成率が9割を...