ディーラー採用担当者インタビュー

民間企業の新卒採用は、少子高齢化などに伴い年々厳しさを増している。自動車販売業界はとりわけ、サービス分野において慢性的な採用難、人材不足が続いていており、地域によっては学生の争奪戦の様相も呈している。一方、営業職の新卒採用は、大学卒を中心に一定数の応募があり、採用枠の確保はそれほど難しくないという声はあるが、決して定着率が高いとは言えない。採用には多額の投資がかかるため、企業と人材のミスマッチは双方に不利益をもたらす。企業には、ミスマッチを減らして有能な人材を集めるために、魅力ある社風作りや職場環境の改善等を継続的にアピールしていく必要がありそうだ。自動車販売業各社はこのような状況で、どのように優秀な人材を獲得しようとしているのか。各社の採用担当者に聞いた。