富士スバル(斎藤郁雄会長兼CEO)は、女性活躍推進の行動計画を策定し、女性スタッフが出産・育児を経ても長く活躍できる働きやすい職場環境づくりを積極的に進める。加島葵さんと東宮希依さんは、中古車拠点「カースポット高崎」で販売とアフターサービスを通してスバルファンづくりに活躍し、会社から期待されている。
加島さんは入社したきっかけを「学生時代に県外に出たことで、改めて群馬の魅力に気付いて地元を盛り上げたいという気持ちが芽生え、県産品に携ることができる仕事に就きたかった」と当時を振り返る。一方、東宮さんは「初めてのマイカーがスバルでした。群馬県で生産されるスバルに携わり、群馬県の活性化に貢献したかった」と語る。
二人の仕事は、商談をはじめ登録と納車の業務から、商品車管理や富士スバル認定中古車情報のホームページに掲載する中古車情報のアップと多岐にわたる。
加島さんは「一台一台異なる車のデータ入力と、掲載写真の詳細を間違いがないようにアップしています」と正確さを追求する。東宮さんは「コロナ禍で来店が少なくなる中、急に車が必要となるお客さまもいらっしゃるので親身に応対しています」と顧客目線に立つことを心掛けている。
店長以外が女性スタッフで構成されるこの店舗で、二人は今後のキャリアについて前向きに考えている。
加島さんは「結婚出産を経て職場復帰している社員も多く、働きやすい環境に感謝しています。今後機会をもらえたら、子どもを持つ母親の目線からも販売に挑戦したい」とし、東宮さんは「お客さまから一番に頼られる存在となれるよう、優しさと柔らかさを兼ね備えた接客を心がけ、お客さまの人生に長く寄り添えるような存在になりたい」とそれぞれの抱負を語った。
※マスクは撮影時のみ外しています。