山梨ダイハツ(中島健二社長)の都留店は、ダイハツによる2021年4~9月の全国CS調査の結果、店舗別ランキングで新車購入時1位を受賞した。その立役者ともいえるのが同店で営業職の相川千晶係長であり、21年社内の年間表彰でも新車購入時CS最優秀を個人で受賞している。
今年は勤続20年の節目となるが、もともとは事務職としての採用で営業のキャリアは4年。顧客対応において「誠実でていねいに、寄り添って対応できればと考えている」として、持ち前の明るさときめ細やかな接客で顧客から絶大な信頼を得ており、営業としての評価につながっている。
担当は都留市と上野原市で管理顧客は約900件、これまでに車両240台を販売してきた。地元出身という地の利もあり顧客からの信頼感・安心感は大きい反面、営業として「押しが弱いと心配されるが、私に会いに来店するという人の方が多い」とし、点検・整備用命でも声がかかる。
営業になり、感謝の手紙など顧客の反応が仕事のやりがいにつながり、同社の労働組合でも書記長として活躍、何事にも意欲的な姿勢は他の女性社員によい刺激を与えている。同社は女性が正社員として継続就業できるよう産休・育休、時短勤務制度を設ける。相川さんも利用する一人で「女性が働くことのサポートがしっかりしている」とし、この20年間で結婚して出産、子育てをしながら営業活動に取り組んでいる。