会社組織の縁の下の力持ち的存在の管理本部で活躍する坂本彩主任。現在の部署に配属される前は社内でも業務量が多く、多忙で知られる本社テクノショップ（現、不動前店サービス課）で事務処理から接客応対、電話連絡などあらゆる業務をこなしてきた。
　業務に取り組む姿勢や能力を買われ、１９年１２月に人事・総務チームに異動。「同じ会社とは思えないぐらい、業務内容ががらりと変わった」（坂本彩主任）と当時を振り返る。現在は主に総務の業務を中心に社内の表彰式で重要な補助者を務めるなど幅広く活躍する。上司や同僚からも頼られる存在へと成長した。
仕事で普段から心がけていることは、「相手の立場を理解し、穏やかな心持ちで臨むこと」だという。全体を取りまとめるような事案では店舗からの対応に差が出ることもあるが、過去の経験からも理解できることとして、あくまで穏やかな対応を常に心がけているそうだ。
昨年は、「第一種衛生管理者」の資格を取得した。会社として必要だったこともあるが、日々の業務をこなしながらの挑戦だった。次の目標は仕事に直結する「社会保険労務士」資格の取得だ。資格があれば自社で対応できることも増え、結果的に業務改善にもつなげられると意欲的だ。
また、今年は男性社員の育休取得にも力を入れていきたいと話す。育児には男性の介入が不可欠だとして、４月からの制度改正なども追い風に、社内への情報発信強化や理解促進にしっかり取り組みたいと意気込む。