中日本自動車短期大学(山田弘幸校長)は高校生などが製作した省エネカーで燃費などを競う「第21回2018エコノパワーinGIFU」を岐阜県瑞浪市の「フィスティカサーキット瑞浪」で開催した。今回は中部運輸局岐阜運輸支局(古屋勝治支局長)と岐阜県自動車整備振興会(田口隆男会長)が初めて後援し同イベントに出席した。教育機関と行政が協力することで、自動車文化の活発化を図った。全国から高校・一般の部を含め94チームがエントリーし、3部門で技術力を競い合った。 同競技会には、岐阜県高等学校教育研究会工業部会と同大学友会、日本ライン自動車学校、ジーエス・ユアサバッテリーが協賛した。競技は規定距離を走行して消費燃料を競う「省エネカー」部門。同型のバッテリーと太陽電池を搭載して走行した周回数を競う「ハイブリッド・カー」部門。同型のバッテリーを搭載して走行した周回数を競う「電気自動車」部門の3部門を実施した。各チームは優勝を目指し、走行するドライバーや車両に声援を送った。また、姉妹校のイタリア国立フェラーリ工業専門学校も省エネ・カー一般クラスで出場。各チームはドライバーとスタッフが一丸となって競技車両を走らせた。
当日は参加チームらの家族も応援に駆けつけ、大いに盛り上がった。レース終了後に表彰式が行われ、省エネ・カー部門では関商工高等学校、電気自動車部門では、飯田OIDE長姫高等学校、ハイブリッド・カー部門では豊橋工業高校がそれぞれ優勝を飾った。
※日刊自動車新聞2019年(平成31年)4月24日号より