小山学園（山本匡理事長）が運営する東京工科自動車大学校は、２０２１年度の３年生から１級自動車整備科のカリキュラムを変更していく。20年４月に始まった特定整備制度への対応などを強化する。
大変革期を迎え、クルマの電動化や安全装置、自動運行装置などの技術革新が急速に進む中、同校では学生が就職後に先進運転支援システム（ＡＤＡＳ）への対応を求められる場面が増加することを見込み、１級整備科の授業内容を刷新する。多メーカーの次世代技術に先行して対応していくことで、時代に合った即戦力となるべく人材を育てる同校の特色を強化していく。

※日刊自動車新聞2020年（令和２年）10月29日号より