昨年11月下旬に千葉県柏市で開催された「ダイハツサービス技術コンクール関東甲信越地区大会」に出場し、4位に入り、健闘賞に輝いた。「優勝しようと思い、出場したので、4位で悔しい思いをしましたが、その過程で自分の成長を確認できたので、貴重な経験になりました」と笑顔を見せる。
この大会では整備作業の技術探求を行う「B部門」に出場した。「車の理解度が深まりました。交換部品や脱着の手順などが、効率的にできるようになりました」と振り返る。
大会への参加は水戸内原店の拠点トレーナーから意思を確認された。「茨城ダイハツにもサービス技術コンクールがあり、そこでの成績は4位でした。自分より成績上位者がいる中で、自分を推薦してくれたのは、日ごろの仕事に対する取り組み姿勢を評価してもらったと思っています。自分が大会に出ることで、成長できると思いましたし、会社の期待にも応えたいと、出場することに決めました」と積極的に仕事に取り組む姿勢をうかがわせる。
この大会前は茨城ダイハツ勝田稲田店の敷地内にある研修センターで、勉強を重ねた。水戸内原店の仕事から離れ、大会に向けた練習を約2カ月にわたって重ねた。「課題で使用される車はダイハツの軽自動車・タフトと決まっていたので、効率的、迅速に作業ができるような練習に取り組みました。今では率先してタフトの仕事に取り組んでいます」と語る。
今回の経験を通じて「周りが自分を見る目が変わりました。研修センターでは仕事に対する意識の重要性について指導を受けました。今後は自分自身をさらに成長させ、大会で優勝したい」と意気込む。