エーワンオートイワセ(岩瀬利基社長)は、BMWやMINI(ミニ)の正規ディーラー。長野県内に3拠点を構え、BMWグループの一員として販売・サービスを通じプレミアムブランドの魅力を伝える。小林誠さんはその要でもある本社サービスセンターに勤務、ジュニア・テクニシャンとして整備業務に関わる。
もともと国産車とは一味違う外国車に興味があったという。就職活動では輸入車ディーラーはもちろん、国産車ディーラーの会社見学もして比較をしたが、同社の第一印象がもっともよかったという。「工場内を見学させてもらったが、メカニックが生き生きと働いているのを目の当たりにした」とし、入社を決めた。
業務は車検、法定点検を基本に整備はなんでもこなす。「仕事なので思った以上に多少きついところはあるが、この会社に入ってよかったと思っている」。エンジンや足回りの交換など、損傷した車両の重整備にも取り組み、分からないところは先輩たちが教えてくれるとし、職場の人間関係も良好で満足している。
将来の目標は、「先輩たちのようにお客さまの依頼に何でも応えられるような整備士になりたい。コロナ禍で止まっていた研修も再開し勉強してきたので、まずはテクニシャンの試験に合格すること」とし、マイスターを目指しステップアップに意欲を見せる。
そして「整備作業に対して故障が治ったときとか、依頼したことが改善してよかったと、直接ではないがお客さまの言葉は心に響くし、やりがいを感じる」として、日々の業務に対しさらにモチベーションを上げて取り組んでいる。