入社9年目の中堅。同店ではサービス主任を任されている。「工場長といっしょに現場をまとめています。後輩は20代半ば~後半のスタッフが多いので、何でも言えるような環境を整えることを心掛けています」と仕事に対する姿勢を語る。
自身は一般整備や重整備、故障診断などの仕事を担当する。「故障修理の仕事が多いので、お客さまとのコミュニケーションを大切にしています」と接客に気を使う。
仕事は「難しい。ただ、お客さまから信頼されて車を任せてもらえることにやりがいを感じています」と笑顔を見せる。
車に興味を持ち始めたのは中学生のころ。「父親がラリーをするほど車好きだった影響で、自分も車好きになりました。高校に入ってからはバイトをして原付バイクを買いました。父といっしょに部品をバラしたり、組み立てたりしていました。ネジを1本締めるのも楽しかった」と振り返る。
普通高校に通っていたが、高校2年の時に東京自動車大学校の担当者が学校で就職ガイダンスを開催した。「この時に自動車整備学校に入学することを決めました」と自動車整備の道に進むことを決めた。
同大学校では1級コースに入学し、4年間にわたって自動車整備について勉強した。「新しい機器や車があって、いろいろ勉強になりました」と整備に関する知識を深めた。
セキショウホンダに入社したきっかけは「知人が同社の採用担当者に声をかけてくれたことです」と説明する。
今後は「後輩の整備技術を伸ばす仕事をしていきたい。働きやすい現場をつくって、後輩に実力を付けさせたい」と抱負を語る。