メルセデスベンツつくばには9人のメカニックが在籍するが、一番年下の若手。車検整備と1年点検の仕事を担当している。「入社3年目になります。仕事にある程度慣れてきました。故障診断や重整備の仕事は難しく感じる面もありますが、先輩に聞いたり、自分が調べて仕事に励む努力をしています」と話す。
仕事で困った時は「メーカーが新車ディーラーの社員向けに情報発信しているウェブページを調べて問題を解決しています。解決方法が分からない時は先輩に聞いて対処しています」と自身で工夫をして仕事に励んでいる。
仕事に対しては「同じ職場の入社2年目のメカニックの方が、休みの時は率先して朝のごみ回収や廃油の処分などを行っています」と語る。
自動車業界に進むきっかけは「父親がクルマ好きだった影響を受けてです。電気自動車(EV)の時代が来ると言われていますが、一方で、まだニーズがある内燃機関自動車の整備技術を習得したくなったことです」と説明する。
水戸自動車大学校を進学先に選んだ理由は「水戸市の普通高校に通っていたので、友達も多く、選びました」とその理由を語る。
現在の職場を就職先に決めたのは「国産より輸入車の整備をしたかったことです。学生の時にセキショウグループが経営していたガソリンスタンドでアルバイトをしており、親近感を持っていたことも理由です」と話す。
将来は「フロントの仕事をしたい。そのために故障診断士の資格を取得するなど、クルマに関する知識を深めていきたい」と意欲を見せる。