今年6月14日に開催された茨城ダイハツ(惣内茂社長)の「第6回サービス技術コンクール」で1位に輝いた。田山さんは現在、入社5年目だが、入社1年目の技術コンクールでも1位となっており、1位に輝くのは2回目だ。「1回目の時もうれしかったが、今回もうれしい」と笑顔を見せる。
コンクールは学科と実技の2競技。実技は①保安基準不適合の理解度と修正②故障診断機DS3を使用した簡単な点検、修理―などが審査項目だ。「今回のコンクールは、あまり練習ができていませんでした。コンクールでの内容はそんなに悪くはなかったのですが、自信もありませんでした。今回の点数にはびっくりしました」と振り返る。
田山さんは現在、鹿嶋店のサービススタッフとして勤務している。定期点検から重整備まで整備関係全般の仕事を担当している。「効率よく仕事することを心掛けています。仕事が早く終わったら、前もって別の仕事の準備ができます」と仕事に対する姿勢を説明する。
同店には工場長を含めサービススタッフ6人が在籍する。「自分は中堅になります。最近、入った新人もいますので、仕事を教える立場にもなってきました」と気を引き締める。
接客は「得意ではありませんが、言葉遣いには注意しています」と語る一方で、「機械いじりが好きなので、仕事が楽しい」と話す。
直近の目標は社内のサービス技術検定1級の資格を取得すること。「学科の試験は受かりました。実技の試験が9月で、11月ごろに結果がわかります」と意欲的に仕事に励んでいる。