おおたかの森店は、昨年6月にオープンした新設店。末原さんは、人口増加が続く有望市場の店舗運営を託された会社期待のマネージャーだ。
流山市の北部に位置するおおたかの森は、都心へのアクセスの良さと居住環境の高さが人気の注目エリア。末原さんは、新しい価値観を持った若い家族層の流入が続くこの市場で、新たなディーラーサービスのあり方を探る役割を担っている。
末原さんが最も意識するのは若手の柔軟性や感性を重視したオペレーションだ。「若いスタッフにも考えさせ、その考えを否定せずにやらせてみる。知ってもらいたいことはきちんと教える一方で、自分たちの凝り固まった考えだけで仕事を進めないようにしています」。
同店は、お客さまの受付から作業の完了まで、一人のメカニックが責任を持って対応する「マルチエンジニア」制度など、会社の新たなサービス方針を他店舗に先駆けて実践している。こうした方針を理解し、成果を上げる役割を担う立場について「プレッシャーはありますが、ワクワク感を持って仕事に臨んでいます」と前向きに話す。
末原さんには大きな目標がある。スローガンは「圧倒的な知名度があり、地域の皆さまからもスタッフからも愛されるお店」だ。「計画的に活動することで地域におけるマツダの知名度を上げ、お客さまに貢献できるお店、スタッフが生き生きと働けるお店にするのが私の夢です」と明快だ。
おおたかの森店はこれからのポテンシャルに満ちた拠点だ。そのポテンシャルを引き出すためにも、「若手の意見を採り入れた風通しのいい雰囲気づくり」を大切にしたいと話す。