サービススタッフとしては今年22年目になるベテランだが、「電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、ディーゼルエンジン車などの新型車が次々と出てくるので、覚えていくことはたくさんあります」と緊張感を持ちながら毎日の業務で汗を流している。
ベテランの域に達しているが、「調べものがある時は、その都度、現場で確認しています」と自身のレベルアップを図っている。
整備に関することはすべて担当する。「車検、点検、新車の用品取り付け、故障診断などすべての業務をしています。動かない部品が動くようになるのが、うれしい」と笑顔を見せる。
車に興味を持ち始めたのは小学校低学年の時。「レースのF1をテレビで見ていて、車に関心を持つようになりました。ブラジル人のF1ドライバー、アイルトン・セナが好きでした」と思い出を語る。
実家では家族が食べる野菜を作っていたこともあり、「農機具を触らせてもらうことも小学校低学年の時からありました」と機械いじりが好きになった。
そんなこともあって高校卒業後は水戸産業技術専門学院を受験。「学校が移転して広くなると、担任の先生から聞いていました」と同校を希望した理由を説明する。
卒業後にセキショウホンダを選んだ理由は「ホンダの小さい車を扱いたかった。当時の会社はベルノ店とプリモ店の車を扱っていたので」と振り返る。
現在はプジョーを扱う店に勤務しているが、「ホンダ車を扱っていた時と、仕事はあまり変わっていません。愛車はプジョー2008です」と語る。