入社5年目。メカニックとしての技術力はもとより、お客さまからの接客評価も高い。スキルの向上を目指した社内資格の取得にも意欲的で、そのステップは順調だ。同社の次代を担うメカニックの一人として成長が期待されている。
クルマ好きの父親がオートサロンなどによく連れていってくれた。その影響で整備士になると決めたのは早かった。高校から電子機械科がある学校に通い、卒業後は自動車大学校の1級整備士課程に進級。メカニックになるための道をまっすぐ歩いてきた。
千葉マツダに入社後は、持ち前のセンスでメカニックとしての腕を上げてきた。いまの主な仕事は重整備が中心。店に持ち込まれる高難度の故障診断と修理をほぼ一手に担う。「難しいから意欲が湧きます。読みがずばり当たり、想定通りに作業を終えた時の気分は格別です」と話す。
辻さんの前向きな姿勢は社内資格の取得にも表れている。入社後からマツダ資格の取得に積極的に挑戦。過去4年でエンジニア資格のB級を取得し、今年はサービスアドバイザー資格B級の学科試験に合格した。両方のB級取得で認定される「シニアサービススタッフ」の称号に、あと一歩まで近づいている。
成長が著しい辻さんの仕事ぶりを同店の伊能智洋サービスマネージャーは、「いまや当店の中心戦力。この若さで立派だと思います」と評価する。「目標とする先輩に早く追いつきたい」と話す辻さん。エンジニア、アドバイザーともに最高ランクのA級を目指す挑戦は続く。