アインツモーターズ(岩瀬利基社長)は、エーワンオートイワセ(同社長)のグループ企業であり、山梨BMWを運営する。同社はBMW正規ディーラーとしての誇りを大切にし、プレミアムブランドの販売・サービスを通じて期待以上の付加価値を顧客に感じてほしいとし、深沢岳さんは整備業務にまい進している。
深沢さんは一般の4年制大学に進学したものの、就職活動のタイミングでメカニックを志すことを決めたという。「もともと車は好きで20歳のころから愛車はいじっていたしメカに興味があった」そうで、大学卒業と同時に整備専門学校に入学、2017年二級自動車整備士、19年に一級自動車整備士資格を取得した。
地元企業に就職を希望する中、親が輸入車に乗っていたことで山梨県内の輸入車ディーラーを見学したが、中でも同社の印象が一番よかった。「見学時には社長も来てくれ、いろいろな話しをしてくれた。ほかの会社にはない熱意を感じ、ショールームの雰囲気もよかった」と、入社を決めた。4月からは入社5年目となる。
業務内容は車検に点検整備、一般整備、納車前点検の4つ。特に納車前点検では「最初に輸送モードを解除しないと作業ができず驚いたこともあるが、ただきれいにして納めるだけではなく最近はドライブレコーダーの取り付けも多い」。こうした多数の作業をやらせてもらえるのはありがたいとし、技術のレベルアップにやりがいを感じている。
現在はジュニア・テクニシャンだが、コロナ禍のため止まっていた研修も再開された。就業時間内にも学習はできるとし、目標はマイスターだ。