私たちの技術力がお客様の安全・安心に繋がる。
お客様からの「ありがとう」を原動力にして
東日本三菱は、三菱自動車主催で2年に1度開催される全国サービス技術コンテストで4連覇を成し遂げており、技術力の高さを証明し続けている。2022年度に開催された大会にメカニックとして出場したのが名城彰人さんだ。「連覇を果たすことにプレッシャーを隠せなかった」と語る。
整備士を目指すきっかけは「高校卒業後の進路で一生モノの資格を取りたいと思い悩んでいた時に昔出先で車が故障して両親が大変な思いをした経験から、車のトラブルで困っている人の手助けがしたいと思った」と話す。
今の会社で働こうと決めたのは「地元を出て県外で働きたいと考えていて求人をみて、入社から3年をかけて整備士を目指すための研修や先輩整備士のもとで教われる制度がる安心感」と述べた。
名城さんはサービス技術コンテストでの優勝を機会に、仕事に対する考え方が変わったという。「クルマはメンテナンスをすることを前提につくられている。また、基本的なメンテナンスは同じでも、使用期間、使い方により車の状態は変わってくる。お客さまとのコミュニケーションを通じて、より安全・安心なカーライフを送っていただけるプラスαの価値提案をすることを心掛けるようになった」という。「お客さまとのコミュニケーションを高めるために最も大切なことは、店舗、スタッフとの連携」と指摘する。そのうえで名城さんは「クルマの機能が飛躍的に進歩するなかで、整備技術を高める努力
と勉強は不可欠。一方で、お客さまのクルマを丁寧に扱うことも大切な技術として意識している」という。全国大会で優勝した誇りをもち、技術だけを高めてもお客さまには喜んではもらえないとし、「店舗の仲間と助け合いながら、自分たちの技術力がお客さまの安全・安心につながり、お客さまからの「ありがとう」を原動力に成長していきたい」と熱を込める。
今後目指す整備士はとの問いに「職場の仲間とはお客さまの信頼を得るためにありがとうという感謝の気持ちをもち、お客さまの期待を超える仕事をしようを共有している。それが、自分たちのやりがいにもつながる」と笑みを見せた。