シュテルン世田谷メルセデス・ベンツ東名横浜で主任を務める遠藤裕太さんは「子供の頃は電車やゲームが好きでしたが、高校の時に車のレースのゲームに熱中して車が好きになり、進路を決める頃には自動車整備士を目指してみようと思うようになっていました」という。そこで1級自動車整備士の資格を取ろうと東京工科自動車大学校中野校に進み、就職先には中古車だけでなく輸入車から日本車まで「いろいろなブランドの新車を扱っている大きなグループ」のケーユーホールディングスを選んだ。
入社後にはブランドごとの研修があり、その後の配属先の希望では「ブランドにこだわりはなかったのですが、メルセデス・ベンツの研修では、先輩方から何でも教えていただけた」ことから、メルセデス・ベンツを希望した。
メルセデス・ベンツ東名横浜の職場は「わからないことは先輩からしっかりと教えていただけます」と、新人メカニックを一人前のメンテナンステクニシャンに育てる風土がしっかりとある。その伝統を「入社してから6年目に入っていきますので、先輩のわかりやすい教え方も学び、後輩を育てる役割もしっかりと担っていきたい」という。
作業については、最も気を付けていることは「車も自分も傷を付けないこと」とし、「故障車の修理を任せていただき、故障探求で故障原因が分かった時」に、仕事の面白さややりがいを感じている。
また、メカニックの仕事は「自動車整備士の資格の取得がスタートライン。それから自分の技術を磨き、知識を身に着け、能力を高めていけること」が最大の魅力だと考えている。このため「毎日が勉強」と研鑽を積んでいる。
今後の目標は「メルセデス・ベンツの技術の進化に対応し続け、すべての仕事を任せられるようなメインの存在となること」とし、「スキルアップを目指す」とした。