栃木ダイハツが県内で展開する各拠点の中でも特に若手スタッフが多く活躍する宇都宮北店を支える宮本稜矢さん。
元々、車が好きで車関係の仕事につきたいと思い、工業高校に進学。働きながら資格が取れることを知り、卒業後は栃木ダイハツに入社。現在は国家2級整備士とダイハツ検定3級を取得。入社当初は2か月半に及ぶ本社での研修で基礎と実技をみっちりと学び、その後は配属先で先輩からの指導も受けながら研鑽を積み重ねた。機械は一から学んだというが、電気は高校時代からの得意分野だ。配線や計算もすぐに理解できるなど、スキャンツール等のシステム関係にも自信を持つ。今後は先進安全技術が搭載された車がさらに増えることが予想され、電気分野への対応が増えることが想定される。こうした分野への対応力もさらに高めていきたいと意気込む。
自身を不器用と評する宮本さん。リフトを上げる時に指を挟んで骨折した経験が1度だけある。周囲に迷惑をかけた反省もあり、それ以降はどんな作業でも常に注意を払い、事故は起こしていないそうだ。
今の目標は、板金塗装技術の習得だ。オールマイティに仕事ができるようになることで会社にさらに貢献したいと意欲を示す。当面は国家とダイハツBP検定の両方の資格取得を目指すが、資格取得を後押ししてくれる会社であり、やりがいを感じている。失敗してもいいからやってみろと何事にもチャレンジさせてくれる風土があると言い切る。将来は後輩が目指したいと思うような先輩になることと、恥ずかしくない行動ができるようになることだと何事にも意欲的だ。