ホンダカーズ東京に入社して4年目の北原翼さんは、仕事の中でいつも気を付けていることは、「目の前の小さな目標を着実にクリアしていくこと」だという。そんな北原さんは、取材日当日に試験の結果が発表された「自動車検査員」に見事合格した。今後は、普段の業務をより頑張っていきながら、更に保証判定員をはじめ「必要な資格を一つひとつ取得していって、会社に貢献できるエンジニアになっていきたい」と意気込みを語る。
重整備など難易度の高い作業に早いうちから関われるという同社で、北原さんは「難しい作業を任せてもらえるのですごくやりがいを感じています」職場の魅力を話す。以前は、エンジンのピストンリング交換などの難易度が高い作業に4日かかっていたところ、最近では2日でできるようになったという。北原さんは「日々作業スピードが速くなってきていることを実感していて、毎日達成感もあり、とても充実しています」と笑顔で話す。
また、北原さんは仕事をしていく中で、この会社は多くの尊敬する先輩たちが日々教えてくれることも、自己の成長要因の一つだという。
同社は昨年、1度目の緊急事態宣言が発令された時期に、顧客や従業員の「安全」を優先し、入庫誘致活動を積極的には行わず時短営業にするなど、厳格な感染防止対策に取り組みながら営業を行ってきた。その後一度宣言が解除されたものの都内は感染者数の多さから、今年に入り2回目の同宣言が発令されるなど、現在も多くの影響が残る。その中で、経営基盤を下支えしてきたサービス部門を担っている同社のエンジニアたちの活躍によって、ユーザーの安心・安全を守り、顧客からの信頼を獲得してきた。
北原さんは、目の前の仕事を日々こなしながら、一つひとつ資格も取得していき、活躍できる場面を拡大していき、将来的には工場長を目指していきたいです」と話す。今後どんな飛躍を見せるのかとても楽しみなメカニックだ。