穏やかな表情と柔らかな物腰。会話の受け答えも爽やかで好感度が高い。これからの成長が楽しみな若手メカニックの一人だ。
松丸さんは入社3年目。実家は柏市内で自動車整備工場を営んでいる。工場の跡継ぎだからというよりは、職業としての自動車整備士に誇りを持って育った。「少しでも早く整備士としてのスキルを磨きたい」。そう考えていた松丸さんは、入社歴が浅いメカニックにも積極的に仕事に挑戦させてくれるスズキ自販千葉を選んだ。
入社して暫くは想像以上の忙しさを味わった。だがこうした経験が松丸さんに「何でもこなせて一人前なのだ」という前向きな意識を芽生えさせた。少し慣れたころには重整備の仕事も任せられるようになった。仕事をこなすたびに成長していく嬉しさを実感した。
今では難しい整備を率先して買って出るようになった。そうした自分を「我孫子店の切り込み隊長です」と笑う。自分には無理かと思う整備でも、とにかく最初に「やらせて下さい」と手を挙げる。「工場長とお店の皆さんは、私にとって最強のゴールキーパーです。後ろでしっかり守ってもらえる安心感が私の大きな支えです」と感謝する。
何ごとにも積極的にチャレンジできる今の職場が「楽しくて仕方ありません」と話す松丸さん。これからは「困って来店されたお客さまが一人でも多く笑顔でお帰りになれるよう、接客のスキルを高めていきたいですね」と、仕事に対する姿勢はどこまでも前向きだ。