山梨トヨタ(佐々木宏明社長)で甲府アルプス通り店に勤務する中込拓也さんは、サービスエンジニアとして入社11年目の経歴を数える。これまでエンジニアとして全国トヨタ販売店サービス技術コンクールにおいて2019年北関東地区大会で優勝、20年には全国大会に出場し敢闘賞を獲得している。
もともと車が好きで、車に関わる仕事をしたいと勉学に励んできた。知識や技術を学ぶうち、将来は地元・山梨で移動手段として欠かせない車を通じ、地域のカーライフをサポートする仕事に就きたいと同社を選んだ。その理由は「高い技術力を持つ会社であり、エンジニアとして挑戦してみたい。事業の安定性もあり、長く働ける環境が整っている」と思ったそうだ。
現在はエンジニアリーダーとして月平均800台の入庫量を抱え、店舗全体のコントロールを担っている。作業の効率や仕事のしやすさを考える一方、点検はもちろん重整備や顧客の困りごとにも目を向けて対応している。
「正確かつスピーディーな対応力が必要とされる中で、整備士として安心・安全をお届けできたときは達成感がある。お客さまの笑顔とありがとうのことばは自信とやりがいにつながる」と笑顔だ。
会社では仲間に恵まれており、楽しく仕事ができている。ディーラーとして高い整備レベルが求められる中でも、互いに切磋琢磨できる環境に満足しているとし、「自分が入社したときの先輩方のかっこいい姿を、今度は自身が後輩に見せていけるように日々勉強している」と、後輩の育成にも力を入れる毎日だ。