車と機械関係が好きだったこともあり、両方を仕事にできる自動車整備士を目指したという。オープンキャンパスで多くのメーカーの車が教材にあると知り、様々な知識が得られると思い、群馬自動車大学校に入学した。
最初は全く機械や構造が分からず授業が大変だったと言うが、徐々に授業にも慣れて学ぶことが楽しくなっていった。車の勉強だったら頑張ってできるのではと入学前に思ったというが、片道2時間の通学時間に加え、夜には予習復習を欠かさずこなした努力家でもある。
入社したきっかけは、メーカー資本で安心して働ける会社だと最初に感じたため。仕事では難しい作業や大変なこともあるが、1年上の先輩が何でも教えてくれるため、安心して作業に打ち込めるという。先輩は仕事が早く、どうやったらできるのか作業の仕方や段取りなどを見て学んでいる最中だという。先輩たちは何でも教えてくれるが、効率の良い作業の仕方や技術をどんどん盗んでいきたいと笑顔で話す。作業中は真剣だが明るい職場には年齢の近い先輩が多く、休憩時間もざっくばらんに話ができて楽しく仕事ができるそうだ。
入社してからもビジネスマナーなど幅広く学べる研修制度が充実しているため、社会人として成長できる機会はいくらでもあると感じている。今後はエンジン整備など重整備にも取り組んでいきたいと話す。さらに、電気自動車や燃料電池車などの技術もしっかり学んでいきたいと意欲的だ。
後輩には、「入社した後でもしっかり成長できる会社のため、安心して入社してほしい」と笑顔でアドバイスを贈る。