越川さんは銚子松岸店で一番年下のメカニック。豊富な経験を持つ先輩や上司と一緒に仕事をすることは「とても刺激になります」と話す。目標はホンダ認定資格のSE1級と検査員の資格をといること。「先輩たちに早く追いつきたいです」と目を輝かせる。
メカニックとして勤務する友人から、ホンダカーズ東総の評判の良さを聞いていた。特に魅かれたのが休日の取りやすさだ。「休みが火曜や水曜に固定されがちな中で、土日の休みを認めてくれる会社の制度がとてもいいと思いました」と話す。
入社して6年。いまでは車検、点検、一般修理とひと通りの仕事をオールマイティーにこなす。日常の仕事の中でいつも心がけるのは「責任の重さ」だ。「学生時代は実習で何気なく済ませていた作業でも、お客さまのクルマを預かっている以上は緊張感が違います」と自覚する。
自らの性格を「几帳面」と語る越川さん。その几帳面さは作業にも表れている。「お客さまには見えないブレーキキャリパーの汚れなど、ちょっとしたところまで丁寧に仕上げたくなる性格です」と笑う。こうしたこだわりに時間を割きながらも、遅れずに効率的に作業を終わらせるための時間配分を、頭の中で考えながら仕事に取り組んでいるという。
職場では一番下の年齢だが「いつまでも年下気分ではいられません。経験を積んだ先輩方と自分では仕事のレベルが違います。まわりの先輩や上司の方から良いものを吸収し、資格もしっかり取って、いろんな仕事を任される頼られる存在なりたいです」と前向きだ。